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ワシの愛玩人形あきな

君も彼女も好きあってただろ?彼女死んだからね、この計画を思いついたわけだ。君の身体には彼女の脳が入ってて、もう処分されたろうね。そして、我々は君という無限大の能力者とその入れ物を手に入れた訳だ。」 どんな説明されても、彼女の姿しか思い出せない。彼女の声、髪、しぐさ…。 もう、二度と会えないのか…。なんで相談してくれなかったんだよ。 「まぁ、これから実験や訓練は君に引き継いで貰うし、身体が動くようになるまではPKの練習でもしててくれ。あ、そうそう、声だけどね。」 お前ら、人の人生めちゃくちゃにしやがって。これ以上なにしようって言うんだ。 「あんまり0105が罵詈雑言吐くからね、オペで声帯取ったんだよ。君にはちとつらいかも知れんが、テレパシーの訓練だと思えば安いもんだろう?」 ふ、ふざけんなぁっ、彼女の声帯取ったって?人間の尊厳踏みにじりやがってぇ。お前ら絶対に殺してやるっ。 俺の身体に変化が起こった気がした。これまで味わったことの無い、頭から、下腹部へ力の渦が集まる感覚。昔一度だけこれに近いのがあったけど、こんなに大きな渦が出来なかった。その集まった力を一気に所長に向かって解放しようとした。が。 ぎゃあああ、痛い痛い頭が割れる、痛いぃっ! 眉ねを寄せ、目をしっかり瞑り歯を食いしばった。苦痛に顔がゆがむ。神経の繋がり切っていない身体なのに、俺の、いや、彼女の身体は「ビクン」と震えた。 「おおっ、早速能力を出せるようになったか。やはり我々の考えは当たってたんだな。」 満足そうに機器を見つめてやがる。能力を計測する機械でも作ったのか? 「君にはね。移植ついでにリミッターをつけたんだ。もし能力全開でこられたら、こっちの身が持たないだろ。あまりにでかい力を使うと、痛覚神経に直接信号送るから、死ななくても狂うかも知れない。あまりして欲しくないね。」 お、お前がつけたんだろうが。他人事みたいに言うなあ! 「さて、状況説明もしたし、そろそろお暇しよう。あ、そうそう。君と彼女は生体の適合値が高かったんだが、完全じゃない。そんなのあり得ないからね。今、我々が開発した新規の免疫抑制剤使ってるから、死ぬことはない。ただ。ここから逃げ出したらその薬剤も手に入らない。分るだろう。これは我々の保険なのさ。あと一日くらいで神経も繋がるだろ。動けるのは明後日からってとこかな。じゃあね。」 勝手に来て勝手にしゃべって帰っていきやがった…。 俺の身体はもうない。嫌な奴だが、嘘だけはつかない。この身体は0105の、リサのもの…。リサ、なんで自分から死んじまったんだ…。 俺は、自分の身体が女になった事より、0105号がリサが死んだ事がショックだった。悲しかった。今の俺には泣くしか出来ない。声も出さずに。 悲しみと共に怒りが、再び大きくなってきた。負の力が、また下腹部に集まってくる。むやみにその力を解放せず、小さく、細かくその渦をパイプ椅子にぶつけてみた。

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Double asian
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  • 2年以上前

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